ユニコルセのメンテナンス
2019.02.03
今日はユニコルセのメンテナンスを紹介します。

修理作業と一言で言っても色々な考え方や、方法があります。

ユニコルセの作業は、

『お客様の見えないところまで綺麗に。』

『お客様の為になるもうひと手間を。』

ということをいつも心がけて作業させて頂いております。

例えば、ドライブシャフトのブーツが破れた時

グリスを足してブーツ交換だけをする作業なんてことは

やりません。


ドライブシャフトのボールジョイント、いわゆる

ベアリング部を全てバラし、綺麗にしてベアリングを

チェックします。そこでOKなら新品のグリスに完全に

入替えてからブーツを交換します。

いわゆるオーバーホールをさせて頂いております。

なぜそこまでするのか?



それはブーツが破れた原因のなぜなぜ分析です。

破れた原因がブーツのゴムの劣化だけなのか?

それともベアリングに問題があり、ベアリングの温度が

上昇し、ブーツが破裂しているのか?

ベアリングが壊れていてその破片で破れているのか?

色々考えられます。

そういったことを踏まえて全てオーバーホールします。

これはサーキットの車両をメンテナンスしているお蔭で

当たり前になっていますが、通常のドライブシャフトブーツ

交換と違い時間のかかる作業です。

だから当社の工賃はその辺の整備工場より値段だけを

見れば少し高いかもしれません。

クラッチ交換にしても同じです。

折角ミッションを下したんだから、隅々まで綺麗にし

オイル漏れ等で汚れているところも綺麗に掃除します。




折角ミッション下したのに、油まみれや、クラッチの粉だらけの

ミッション載せられるなんて僕は絶対に嫌です。

そもそもどこからオイルが漏れているのか分からない油まみれの

車なんて嫌です。

そういったもうひと手間の作業はお客様にとっては

見えない部分なので、やってもやらなくても正直分からないです。

ですが、数ある整備工場の中からユニコルセを選んでご来店

頂いているお客様には価格以上の作業をさせて頂きたいです。

うちのスタッフは全員

ここまでやるやつおらんやろ~

こんなめんどくさいことやるやつおらんやろ~

お客さんここまでやってるの知らんけど分かった時びびるやろな~

とか考えながら、作業させて頂いております。

カッコつけるわけではなく純粋にお客様への熱い気持ちで

んなことしてます。
2019.02.03 21:16 | 固定リンク | 整備・修理

- CafeNote -